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韓国学生の異文化への適応力。韓国人の無視と日本人の無視。<韓国生活コラム>

韓国(海外)生活
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 私が大学で日韓交流の現場を担当しながら、いつも思うことは韓国学生の異文化への適応力でありました。すぐに日本の学生に心を開き仲良くなる、または積極的に働きかけるといった姿勢です。もちろん、積極的な学生もいれば、消極的な学生もあり個人個人性格は異なるのですが、基本的にお互い親しくなっていくことがほとんどでした。

 韓国人は海外に出ようとします。移民、留学、ワーホリなど、特に欧米圏に進出しようとします。そして、現地で何とか職を得て定着していくのです。世界のどこにでもいって、人生を開拓したり、困難を乗り越え、その地で子供を育て家族を養います。

 学生の日本語レベルは千差万別で、日本人とほとんど支障なく話せる学生もいれば、ひらがな、カタカナさえまだ覚えていない学生もいるといった状況です。私の大学には日本語を専攻する学科がなかったので、独学で勉強するしか方法はなかったのです。

 初級レベルの学生などは、うまく話せなくても、手振り身振りで話していこうという努力もみられます。韓国の外国語教育は失敗したということを聞きますが、それでも、外国語への取り組みや積み重ねは、ある程度功を奏しているところもあるでしょう。できなければ、自力でも勉強して単語や表現を覚えようと、必死に勉強に励むのです。つまり、勉強しようという姿勢が身についているのです。さらに失敗を恐れないふてぶてしさもあります。

 しかし、それと同時に、コミュニケーションの力がそのような適応力を生んでいると思っています。

 つまり、言葉というものをおろそかにしていないように思うのです。

 韓国語では“マル”といいます。韓国語を“ハングンマル”といいますが、マルとは言葉のことです。韓国では“マル”という言葉をよく使います。言葉をしっかりいいなさい。あの人は言葉がなっていない。言葉使いがおかしい。などです。それほど、人を評価するときに、「言葉」というもので、人を評価しているようなのです。

 韓国人は、外見を気にし、外見至上主義などといわれます。特に美容のためには惜しみなくお金を使う国だということでしょうか。しかし、それ以上に、「言葉」をうまく操ることに気を配っていると私は思っています。

 芸能人や歌手などは、テレビに出てインタビューを受けるときでも、しっかり受け答えします。また、ドラマの演技もとても上手です。これは韓国ドラマを見ると明らかです。

 このことは、まさに言葉を上手にしっかりとかつ丁寧に、相手に伝えようという意識の表れなのです。

 言葉遣いということで思うことは、その人の前にでもあからさまに話すことが多いと思います。私の思っていることは、こうだから、あなたにわかってもらいたい。といった感じです。

 「無視」という言葉がありますが、日本でいう「無視」と韓国で使う「無視」が微妙に違うことに気づきました。日本は嫌いになった人とは口を利かないことがいわゆる「無視」ということでしょうが、韓国は人を馬鹿にすることを「無視」するといいいます。あの人は私を「無視」したという時は、馬鹿にされて悔しいということなのです。

 よって、「無視」という世界はあまり韓国では見られず、言いたいことがあったら、直接話すという行為にでています。

 外国に行って、外国人と話すことになったら、「話す」という行為には躊躇しないと思います。むしろ、通じなくても、発音が悪くても、文法が変でも、「話す」という行為を怠らにところがあるでしょう。

 私は韓国の学生を引率したり、日本に送るたびに、日本の学校から感謝されます。それは、こんないい子たちを送ってくれて、私たちは刺激になりました。というのです。

 私には、教え子を日本に送るのに、迷惑をかけたり、問題など起こさないか、いつも戦々恐々であるにもかかわらずです。

 それでも、日本側の先生や引率の教員は、口をそろえて、

「いい学生だ。しっかりしている。言葉も上手だ。」

「礼儀正しくて、大人っぽい。」

こういう感想をもらうのです。

きっと言葉巧みに話す姿勢をみてのことでしょうか。

それとも、学生の文化への適応力をみてそういうのでしょうか。

 日韓の交流はそうした、韓国人の適応力をみせることで、お互い刺激を受けていると確信しました。また、その姿をみる日本の学生が、外国語を話すことはどいうことなのかを知るきっかけになるのです。

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