今日は語学堂、いわゆる韓国語の大学付属学校についてお話をします。
現在韓国語短期語学留学を考えている方がいれば参考にしてください。
1.ソウルから近いこと
結論から言うと、富川というところにある大学の付属語学学校です。
富川は韓国語で”プチョン”といいます。位置は富川(プチョン)市という京畿道にの中の一つの市になります。
ここは位置的には、仁川(インチョン)の隣にあるので、インチョンには近いのですが、意外とソウルに近いのです。ほとんどソウルといっても過言ではないほど近い。つまり、ソウルと境界線があるのです。
それゆえか、ここから通勤している会社員は多いといいます。
インチョンが有名でこの隣にあるプチョンはあまり知られていないのですが、ソウルと仁川の間にあるといえば大体の位置はわかると思います。
人口が90万以上で、韓国の都市でも11位、京畿道でも3位というけっこう大きな都市といえそうです。ソウルに通勤通学している人が多いのはやはり利便性という点が挙げられるでしょうか。
そのプチョンにある大学がプチョン大学。技術系の学科が多く、短期大学から始まり今は4年生の大学となりました。(基本は2~3年制)正式には富川(プチョン)大学校といいます。
大学のレベルは立地条件や就職率などのためか、結構高い方に入るのです。ソウルや仁川から通ってくる学生が多いといえます。また、地方からも上京してくる学生もいます。
2.学費がそこそこ
ここに語学堂があるのですが、ソウルの有名私立にある、語学堂と比較してしまいますよね。ただ、その大学のカラーとかメリットやデメリットはかならずあるはず。
たとえば、大きな有名私立の大学だと、学費が結構高かったりする。しかし、無名でも立地がよくて、学費がそこまで高くなかったりするところもあります。
そこは悩むところだと思います。実際プチョン大学も学費は1学期1,200,000ウォン(日本で約12万円)。ここなら学費を抑えられそうです。ただ2学期制で二学期分を払う必要があるということです。よって、2,400,000ウォンとなるのですね。ここは気をつけたいところだといえます。
3.外国人学生がある程度か在籍している。
学生数は約300人程度。この数はほかの大学よりは少ないかもしれないですが、その分、一クラスの人数は少なくなるはず。
その中で日本人は学期にもよりますが、10人から15人。また、語学堂ではない、正規の学科に通っている日本の学生は10人程度です。語学堂を終えて、そのまま進学する学生も多くなっているようです。多いのはビューティー系の学科や航空サービス学科などです。
語学堂は、2学期長くて4学期通って、日本に帰国するか、韓国の大学に進学しています。それゆえか、韓国語能力試験TOPIKに合格することが目標なようです。
4.学校のシステムや先生の評価がよい
先生の評価や教育システムには定評があり、留学生は満足して、留学生活を送っているようです。
毎回の文化体験やスタッフのケアーが行き届き、語学以外の面でも韓国の文化に触れる機会が多いといいます。
5.注意点
ただ、ソウルにある私立の付属語学堂と比べると規模は小さいことは否めないようです。ソウルの私立大学の語学堂は学費は高い面、それなりのシステムはしっかりしているでしょう。特にトウミなどはプチョン大学にはありません。今後はトウミ制度を作るといっています。
また、大学のサークルには語学堂の学生は入れないことになっています。
寄宿舎は本校の前に一つともう一つソサというキャンパス(上記写真)に一つ大きな寄宿舎はありますが、寄宿舎では自炊はできません。外食をするか、火を使わないものしか、寮内では食べられません。寄宿舎は4週で250,000ウォン(二人部屋)です。
寄宿舎に抵抗があれば、独り暮らしでワンルームという手もあり、ワンルームで通う留学生もいます。
語学堂選びは難しいですね。
たくさんレビューなどを見たり、行ってきた人に聞いてみるということから、情報収集かと思います。また、ブログなどの問い合わせを利用するのも手かもしれません。
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