世界には韓国街や中華街など外国なのに韓国や中国の文化や食事を体験できるところがある。
日本にも新大久保や横浜の中華街がそれである。
でもけっこう外国にある日本の街というと少ないような気がする。ハワイのホノルルにはそれらしき食堂街があるとか。
韓国にいながらも、日本の文化や食事、旅館、ギャラリーを味わえるところがある。
それが、「にじもりストゥディオ」だ。にじもり、つまり虹森ということで、
韓国語では무지개숲ムジゲスッㇷ゚という。
場所はバジュ市、一号線でソウルから約1時間はかかるところ。けっこう遠い。
でも韓国在住なら一度は訪ねてみる価値はある。
入場料は2万ウォンだ。
最初に入るとまさに日本のお土産屋さんや食堂が並ぶ。まるでどこかの旅行地に来たような感覚になれる。
よくできてると正直思った。
そしていたるところに浴衣を着た人が歩いている。浴衣のレンタルがある。
私はすぐに食堂に入った。この食堂もしっかりできていて、まさに日本の食堂に入ったように思えてならなかった。期待以上だ。
ラーメンと餃子を頼んだが、味もそれなりによかった。
いや韓国の日本食堂は最近味もだいぶグレードがアップしている。
次を進むと大きな池がある。ここにはたくさんの金魚が泳いでいる。
そしてこいのぼりがあちらこちらと飾られている。
お菓子屋さんに入ると、なにやらくじ引きをしている。そう、スタンプラリーがあって、スタンプをにじ森の案内パンフレットに押してくると、くじ引きができる。
私は運よく、無料の入場券が当たった。
他にも5000ウォン相当のコインがもらえたりする。
それから、金魚すくいにかき氷。童心に帰ってひと時を過ごす。
何やら80年代の歌謡曲が流れている。
坂を少し上がってみると、日本風の家屋だ。中に入れる。
しっかりしたつくりだ。そこから「にじもり」を一望できる。
向こう側には旅館が見える。湧き水があったが、これはどこまでも人工的かもしれない。
それでも十分雰囲気は出ている。
2~3時間は十分楽しめる。
帰りは市内のバス11番に乗れば、一号線の駅まで行くことができる。
バスの時間表も掲示してる。
とにかく、思った以上のボリュームで、日本文化を体験できる貴重な時間だった。
ただ青少年19歳以下は入場は禁止されている。
子供づれは難しいようだ。
そこは注意しておかなければいけない。
あとはソウルからはかなり遠いいので、時間の配分をしていくことをお勧めする。
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