海外での仕事をするときに考えれる候補として、大学の教員があります。これは、日本に置き換えてみればわかりやすいかもしれません。
日本の大学も必ず、外国人教授という方が勤務して教えていますよね。
私の大学生の頃も、担任の先生がイタリアの先生でした。もちろん、講義は日本語で。
日本語は流ちょうでしたが、聞き取れないところも多々あり。
というわけで、日本人は海外では外国人。外国人教師として大学で働くメリットやデメリットについて考えてみたいと思います。
1.デメリット
1)現地の教授より待遇がそこそこ。欲もなく悪くもなく。
これはしょうがない現実かもしれません。待遇の面に関しては、各大学によっても違うので、一概にはいえませんが。
大抵は普通ぐらいと考えていいのではないでしょうか。
韓国では大学教授というとお金持ちといったイメージがあるようですが。。
昇給や昇進はあまり望めないかもしれません。
なぜならば、教えること+事務的なこと ではよほど現地の言葉に精通し、ペラペラでない限り、限界があるのです。事務的な処理をするためには、現地の人と同じレベルでないと務まらないということがあります。
それでも、その人にしかない、何かしらの実力やスキルがあれば、職責は与えれるものです。
2)現地の教職員との関係
これは、デメリットというか、難しい点でしょう。
その国の文化に適応し、なおかつ現地の教職員とじょうずにつきあっていくことが大切です。
言葉ができなければ、もっと苦痛かも。
しかし、日本人は誰かといざこざを起こすとか、規則を破るということはしないので、その点は高評価かもしれません。
2.メリット
1)時間を有効に使える
これはデメリットと重なるのですが、役員など重い責任を負わされるがない反面、時間が有効に使えるという点です。
先生になっても、役員になったり、責任者などについたら、週末もなく動きまわるでしょう。
しかし、外国人の教師はそこまではないと思われます。
自由な時間と自由なやり方を保証されています。
2)自由な時間の活用
これも1)につながるのですが、自由な時間が与えられるので、それをいかに活用するかが問われるでしょう。
外国生活では、働き方によっては、日本のしきたりはないので、あまり縛られることがないというメリットがあるようです。
それをどう活用するかが問われます。
日本での働き方として、誰かに管理されたり、組織に入っていなければ、やる気や緊張感がなくなるのではいけないと思います。
つまり、自分で自ら開拓していくことが問われるのも海外の仕事術なのです。
見つけていく。
この姿勢が問われるのではないかと思います。
また、ここ韓国ではあまり上司がイチイチ指図したり、管理せず、勝手に任せる傾向があるのです。
他の外国もそうではないかとみてます。
韓国語には “勝手に自分でわかって行動しろ”、という言葉もあるくらいです。
そして、ある時、突然、こんな言葉を投げかけます。
“最近どんなこと仕事で、成果がでてるの?”
つまり、イチイチ指図しない代わりに、大きな実績はだしてもらうといった感じでしょう。
大人なので、自発的に仕事をしている。という観念があります。
3)副業はできる。副業でキャリアを身に着ける。
1)と2)の延長となりますが、
ここで、自由な時間の活用でオススメなのが、まさに
自分のスキルアップに取り組むということです。
これは海外にいるからこそ求められる姿勢ではないかと常に思っています。
私が大学教授に魅力を感じたきっかけは、鷲田小彌太さんの本『大学教授になる方法』を読んでからでした。
その一つに、自由な時間で、研究活動、論文や本をかける時間があるというとこに共感したのです。
日本でも大学教授といわれる人が、テレビに出演して、芸能人のように活動してませんか。
そうです。自由な時間がるからこそ、テレビにも出られるといったところでしょう。
それでも、知名度があがれば、学校も知名度があがり、学生も入学するというので、相乗効果だと思います。
ビジネスパーソンとは違う部分では、この自由な時間をどう活用するか。
① 論文や本を書く
② 電子書籍を書く
③ ブログをかく
ドメイン取るならお名前.com④ ユーチューブの運営
⑤ 翻訳、通訳をする
⑥ 副業をしながら、スキルを身に着ける。プログラミング、デザインなど。
ただ、何となく趣味をしながら、時間を過ごす、のではなく
スキルを上げながら、それが、本職につながっていくというのが理想でしょう。
そのための時間ではあるので、スキルを伸ばすという観点から、時間を有効に使うということが大切です。
大学教授に限らず、今後はこの時間をどう管理し、活用するかが問われる時代になりそうです。
自らが進んで、物事に取り組む、主体性が人生を豊かにするでしょう。
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