今日は韓国書籍ですが、こんな本を見つけましたので、ご紹介します。
1.40歳で定年退職した著書、その後は?
『40歳で引退します』というはまさに今韓国が病んでいる問題を直視している主題かと思いました。
一つは40歳で定年を迎える時代が来ている。2つ目がキロギアッパという子供と妻を海外に送り、自らは自国で稼ぎお金を送るという仕組みです。
本の著者は記者生活を数年間してきました。妻のアメリカ留学と博士コースと子供の養育のために、本人は韓国に残り、キロギアッパつまり、生活費を送っていました。
家族が離れ離れになりつつ、残された著者は仕事だけの人生でした。週末もほとんど家にいることがなく、職場にいって業務をしていました。
家族と共にする時間は一年に2回ほど。著者はこんな生活に限界を感じ、結局退職願いをだしたそうです。
周りからはこの若さでもっと続けたらというアドバイスと共に、家族を優先したことに対して賛同も得たともいいます。
みなさんだったら、こんな状況でどう判断しますか。また、どんなアドバイスとするでしょうか。
その後彼は家族のいるアメリカに渡り、何もしない、職ももたずに、ただ生活することだけにに、日々を送ります。
こんな行動はほんとに勇気のいる決断だと思ったりします。
出世したいとかお金を儲けるとか、世間体を一切切り捨ててです。さらに、田舎で消費を抑えながら、野菜を育てながら自給自足の生活を始めたそうです。
本の中ではすべての不必要な欲をすべて捨てようとしたとい記しています。
2.韓国のキロギアッパ⁽雁お父さん⁾とは何?
韓国ではこのキロギアッパが多いと聞きます。家族は外国に送り、自らはせっせと仕事にまい進するのです。子供との接する機会はほとんどありません。
韓国では雁はもともと夫婦の象徴です。さらに雁は遠いところまで渡りどりのように飛んでいきます。家族が離れ、そして夫だけ、妻だけ遠いところに子供の教育だけのために飛んでいく。
それを表現したのが「キロギアッパ⁽雁お父さん⁾」というわけです。
時々ニュースなどではこのキロギアッパによって家族が離れ離れになり、家庭が壊れてしまうこともあると報じます。とにかく社会問題にもなっているようです。
しかし、韓国では家庭も大事ですけど、子供の教育がもっと大切だと思っています。ご存じのように習い事や学習塾にお金をかけます。
3.年末、クリスマス、家族との絆を見つめなおす。
いよいよ年末そしてクリスマスが近づいてます。この時期は何よりも家族が一緒になる時期でもあります。もう一度家族の在り方。何をすれば家族に幸せなのか考える時期でもあるようです。
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