最近韓国語をマスターしたので、韓国での就職やワーホリなどの問い合わせがあります。数年前には考えられない現象ですが、今や韓国で生活を経験してみたいという人が増えているのは事実です。
1.就職サイトに登録
さて日本で韓国の就職を探すには、リクルートエージェントで探してみることが無難ではないでしょうか。これは韓国だけなく他の外国への就職でも活用されています。まずは登録をしつつ、機会をまつというパターンでしょう。
韓国に直接行かなくても、日本国内で就活をすることができる方法となります。ほかにはspring転職エージェントやJAC Recruitmentなどの転職エージェントも活用できるでしょう。
韓国での求人サイトではジョブコリアがあります。韓国語が読めるという前提です。
2.韓国企業文化を知る
国内・海外どこでも使える!【ポケットモバイル】韓国では外国人採用をそれほど大々的に行っていません。ネイティブよりも外国語が駆使できる韓国人の方が好まれる傾向があります。
それは、韓国の企業文化に少なからず影響があるでしょう。
1)組織で動く。個人よりも組織を大事にするので、やはりコミュニケーションやスムーズなやり取りという意味で、韓国人が好まれます。韓国では早く早く物事進める傾向があるので、言葉が通じないとなると、とてもイライラして仕事にならないと憤慨するかもしれないのです。
2)出身を大切にする。同窓会や出身地による採用などともいわれるくらい、同じ環境で育った人にはとても情がいくのです。外国人はやはりその点て不利でしょう。
3)韓国での就職難。韓国で就職がままならないので、外国人よりは韓国人を採用となるでしょう。
このような要素を踏まえると、韓国就職は簡単ではなさそうです。
しかし、私の周りには韓国での就職や日系の韓国企業に就職といったケースも見てきました。
3.知り合いの事例
1)サムソンの研究員:サムソン電子で研究員として働いています。この方は韓国のソウル大の大学院を出たそうですが。
2)韓国の企業で日本支部がある会社:ポスコなどの会社は日本にも支部があり、社員は韓国人ですが、日本との結びつきが深い会社を狙うことも方法でしょう。ある面、これが日本人には強みかもしれません。
3)自動車部品会社:日本から駐在員としてきてました。待遇はよく、家は提供され、年俸もいいそうです。韓国では自動車の部品を日本から輸入したり、貿易をしているので、このあたりを狙うのも方法でしょう。韓国の産業はキアや現代などの自動車の生産でなりたっているからです。
その他可能性のある職種はどうでしょうか。
4.可能性のある職種とは
エンジニア、プログラマーといったスキルをもっていれば、可能性はあると思います。
映像ゲームコンテンツの作成や3Dアニメーション、ロボット開発の分野
第4次産業革命に関連した、期待される産業の分野
美容系、カスタマーサービス、観光系、大学の外国人教員となります。
日ごろから韓国という国がどのような産業に力をいれているかを見定めることが必要で、情報をいかに取り柄れるかが必要かもしれません。
もちろんニュースなどもいいのですが、やはり現地で直接見聞きすることも、就職の近道といえると思われます。意外と韓国は人脈で職を得たりしていると言われます。
5.入社の条件は
最後に入社の条件ですが、大企業、特に10代財閥などといわれるところは、韓国人でも入社するのが難しいと言われます。それでも、チャレンジするとなると、学歴、外国語のの実力、経験、スキルとたくさんのスペックが要求されると思います。
特に韓国で就職することで、念頭に置くのは韓国語だけでなく、英語の公式テストの点数、toeic,toeflの点数が要求されます。
では中小企業はどうか。こちらは少しハードルが下がるかもしれませんが、待遇が極端によくありません。手取りで15万から18万円です。
学歴社会というものが根になっているので、日本から来たとなると、4年制の大学しかも、ある程度有名な大学卒を前提とされる傾向があります。
しかし、近年、スキルを重視する傾向と高齢化によって外国人の採用も増えているようです。
今後は日本人の採用の増加は期待されると思われます。それは韓国経済の動向で決まるのですが。
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