1.通訳ガイドの体験から
私は海外留学や海外生活を推奨しています。その理由の一つに、現地で培ったものを、語学の仲介者として生かせるからです。
語学の仲介者といえば、翻訳、語学の教師などいろいろ挙げられますが、今日は通訳ということに絞ってお話をすすめていきたいと思います。
私は通訳者になりたいとは思っていませんでした。それでも、幼いころから、世界を舞台にそして外国語を駆使しながら、人の役に立ちたいという思いはありました。
そんな思いは潜在的に心に宿っていたのかもしれません。
韓国に来て、そいういった仕事につくことになります。それはまさに「通訳」という仕事でした。初めから通訳を想定して就職したはけではなかったのですが、そのような仕事につくことになったのです。
他にも、日本との交流で、取引先と連絡を取り合ったり、書類を翻訳したりという仕事もありました。
しかし、この「通訳」を通して、私の価値がここで生かされているという、喜びが生まれました。これほど、人のためになることはないと実感しました。
もちろん、当初はカンタンではありませんでした。すべてのことに通じていること、一般常識をしらないといけない、両国の事情に詳しくなければならないという包括的な能力を求められているのです。それから、体力もなければいけません。
毎回毎回、失敗しては、勉強に熱が入りました。
これは語学をするために「刺激」となったようです。それがなければ、勉強や自己啓発はしないでしょう。
冗談までもうまい具合に相手に通じるように話しをもっていくのです。さらに、瞬発力、体力、礼儀など。あらゆるものが要求されています。
それでも、語学の勉強が実った、勉強しててよかったと思える瞬間がこの「通訳」ではないかと思っています。
2.通訳ガイドになるために
では、通訳ガイドになるためにはどうすればいいのでしょうか。
資格をとるということも考えられますが、まずは、留学や海外での生活をすすめます。やはり、相手の国の事情も知ることが大切かと思います。
しかし、独学でも十分可能かと思います。通訳は
1.瞬発力
瞬時に通訳しようとすることを、把握しそれを日本語や外国語に変えていくという力です。アカデミー賞受賞したポンジュノ監督の通訳者、シャロン・チョイ氏が参考になるかもしれません。
2.正確さ
自分なりに解釈したとしても、相手の言わんとするところを正確に把握し、しっかり正確に伝えるという力です。これは慣れることが大切かと思います。
3.集中力(聞くこと)
通訳をしているときは、気が散らないように、心配事や他のことを考えないようにします。つまり、通訳のことだけに徹することです。日ごろから、体力をつけたり、自己管理が必要です。その日ごろの自己管理から、いざ通訳というときに、集中力を発揮できるようです。
といった、3点がポイントになると思っています。
そのためにはどのような訓練をすればいいのではないでしょうか。
2020年オリンピックを控え、通訳ガイドの仕事はますます需要が増えてくることはまちがいありません。
日々の語学の勉強にマンネリ化を覚え、勉強方法に新たな風を吹き込みたいというときは、
「通訳」の勉強をし
「通訳」のボランティアを実際してみることで、新たな世界が見えてきます。
語学を伸ばす方法の一つに私は「通訳」を取り入れることはどうかと思います。
オンラインレッスンの「レアジョブ英会話」でも、まだそこまでの実力はないので、と思われるかもしれません。
それでも、ある程度勉強がすすんだら、街を歩いている観光客に案内することから始めることはどうかと思います。地図をみながら迷っている外国人観光客を見かけます。最初は話しかけるのは勇気がいるかもしれませんが、楽しい出会いがあるかもしれません。
そんな街中での声掛け通訳や案内はとても刺激になると思います。
3.通訳教材を使ってみる。
また、通訳トレーニングの教材を使うのも役立ちます。TOEICや英検などの試験には飽きたという方は、ぜひこの通訳教材であらたな可能性を見つけてみてください。
こちらの教材ではお試し体験もできます。
私はこのブログで海外生活の魅力を伝えつつ、この「通訳」の魅力も伝えようと思っています。
私も日英と英日の通訳ガイドを目指して現在勉強中です。
韓国語で培ったスキルを、この英語で生かしていこうと考えてます。
まずはボランティアに登録してみるのはいかがでしょうか。
通訳は自分を高めることができるすばらしい仕事です。身近に外国人留学生や同僚がいたら、週末東京を案内してみることをすすめます。
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