韓国就職事情。その収入と出費を公開!外国人が韓国で生活していけるのか?

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今日は韓国で生活していく中で最も大切で欠かせない収入について、お話をします。どれくらいの収入があるのか。そして、その収入で果たして生きていけるのか。といった現実的な話です。

韓国での待遇

まず、結論を言ってしまえば、外国人が韓国で生活していくのは、簡単ではないということです。これはどこの国でも、外国人という身分であれば、同じことといえるでしょう。逆に日本で外国人が暮らしていくことも相当大変だと聞きます。これと同じことが韓国でも当てはまるのだと考えていいです。

よって、待遇はよくはない、というのが結論でしょう。ただ、それがよくない、よいと判断できるのは、個人やその人の事情などに左右されます。

幸福の基準が人それぞれことなりますので、そこから、判断される内容は異なるでしょう。ただ、韓国は最近、物価が上がっています。

これは、数年の状況と比べてみても、大きな変化の一つではないでしょうか。

私が来た当初、20年ほど前は、かなり安かった。交通費、食費、などは日本に比べたら、相当安かったことを覚えています。

しかし、ここ数年で、日本と同じか、それ以上になっているのです。このことを前提にすると、もしかしたら、かなり生活をするのはたいへんかもしれません。

収入は

では私の収入はどのくらいか。

私は大学で勤務しています。そして年俸制で契約をしています。その額は、

約3500万ウォン 

日本円で350万円

といった金額です。

これを見て、たいへんだと思う人もいたり、平均だと思う人もいるでしょう。

これを一か月単位で換算すると、約290万ウォン 

一か月:日本円で29万円

といったところです。

ここから、税金や保険、年金などが引かれて、26万円ほどが手元にはいるのです。

ただ、私は教育だけでなく、大学の国際業務も担当しているので、その収入も別で入ったり、

また、基本の授業以上の授業を受け持つ、つまりオーバーして受け持った授業の分が保障されます。

一時間当たり2万ウォンで、変動はありますが、一か月30万ウォンほどになります。

そうすると、一か月合計300万ウォンが手元に入り、これで生活することになります。

日本円で、30万円です。

これが、韓国での収入です。

出費は

ではこの収入から出費について話していきます。

出費でもっとも大きいのは、

食費

かと思います。次に

交通費

そして

交際費、余暇

でしょうか。

食費は抑えようと思っても、食べなければならないので、抑えることはなかなか難しいでしょう。

韓国の食堂は日本と同等かそれ以上の高さとなっています。

もちろん、食品の価格もけっこうします。

また、コロナの件で、「密」をさけるために、外食をさけます。その代わりに、

配達で食事を済ませることが多くなります。

では余暇生活は楽しめるのか。

これはある程度楽しめるのではないかと思います。

外食、旅行、ショッピングですが、

無理なくできると思われます。

では、韓国では何にお金が出ていくのか。これは

教育費です。

家族がいれば、この教育費にお金がかかるといっていいでしょう。

独身の人はそこは、気を使わなくていい出費ですが。

また、交際費です。韓国はおごる、おごられる、ということが多いです。

割り勘はありません。最近の若い人は徐々にその傾向がありますが。

私の場合は大学に勤めていますが、コロナ以前はこの交際費にけっこうお金がかかっていたように思います。

ただ、よくおごってもらうことも多かったので、それは仕方のないことだと思います。

韓国で生活する上で、このことはよく理解しておくことが必要でしょう。

外国人ということの限界

しかしながら、私が実感しているのは、

物価が上がっているのに、

給与は上がらない

というものです。

これはしみじみ実感してきたものです。

上記の金額で生活はできます。

それでも、

たとえば、大きな買い物、

私の場合は、けっこうユーチューブやPCの機材を購入することがあります。

その時に、ある程度の金額のあるものをl購入するときは、

簡単に決断ができないことが多いです。

さらに、自己啓発のために、何かを習ったり、資格などを取ったりすることなどは

躊躇してしまうことが多いことがあります。

韓国は今や先進国

日本以上に物価が高いかもしれません。

住居事情もそうです。

最近は家賃もそうとうなものです。ソウルには住めないという話しもあります。

家など買ったり、車を変え変えたりといったことは、ちょっと難しいですね。

旅行はなんとかできますが。

生活はできるが。。。

結論は、生活はできるが、

それ以上の大きな買い物や、貯金までは難しいというのが結論です。

ボーナスは、年始に出ます。成果金というものですが、それを貯金に回りたりしながら、過ごしています。

また、外国人という身分による、給与や昇進の壁は大きいです。

つまり、昇進や昇給は望めないという点です。

経歴などがあっても、それを給与には反映されることはありません。

ただこれは個人のスペックや努力次第で変わるかもしれません。ので、

一概には言えなところもあります。

ただ相当の努力が必要になるかもしれません。

韓国に住めればいい、生活できればいい。となれば問題はないと思いますが、

これから、またどう変化するか。韓国は貧富の差や少子化そして高齢化問題にぶつかり、

韓国人も生活がたいへんな状況に直面していることは知っておくべきでしょう。

まずは韓国ドラマを見ながら、韓国の社会を知ってみましょう。

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