日本人による韓国就職を考える。その1-韓国就職への道-

韓国での働き方
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近年韓国への留学と同時にその後の韓国就職への関心が高まっている。今日は韓国で滞在した経験をもとに、日本人が韓国で就職するにあたって押さえておきたい、いくつかの事項を述べてみたいと思う。

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1.韓国で日本人が就職する上での現実

韓国は今就職難である。韓国の学生が就職浪人をしているということは聞いたことがあると思う。さらに、コロナの不況で追い打ちをかけている。これが、現実である。

 外国人を雇用する余裕はないとみていいだろう。

また、韓国人はなるべく外国人を雇うより、外国語の堪能な韓国人、英語や中国語のできる韓国人を雇いたいと思っている。そして、それらの人材は山ほどいるのである。

日本語もしかりであろう。日本から留学していたとか、独学であっても、ぺらぺらの人は多い。数十年前はそんな日本語のできる人が企業に就職していたせいか、私もそんな人にたくさん出会った。彼らは今、会社のポストについているであろう。つまり、日本語のできる日本人ネイティブを必要としていないといえる。

韓国人は外国語に長けている人がかなり多いとみていい。外国語が堪能であっても、就職口は狭き門であることは明記したい。

では、よく聞かれる国際関係の影響はどうか。

日韓関係が悪化したら、雇用などの影響はあるんでしょうか?

日韓関係の悪化はそれほど、日本人が就職するうえで支障にはならないと思う。

しかし、就職後、日韓関係の悪化で社内で肩身の狭い思いをすることは十分にある。これは私も経験したのだが、なぜか行動や言動を慎むようになってしまった。

ただ直接被害を被ったことはない。

そして、待遇は一番気になるところだと思う。待遇の面では外国人ということもあって、それほど、昇給などは期待できない。

また、それに伴って昇進もやはり相当な努力と経歴などなければ、難しいと思える。昇進や昇給は仕事のモチベーションになるので、これが上がらないとなると厳しいのでは。

それでは、韓国で就職する道はないのかといえば、皆無ではない。と思う。現に最近ぼちぼちと日本人が就職したという話しを聞いたりする。日本人を雇用することで、会社に利益があれば、雇用するし、韓国語と同等の語学力を持っていれば、問題はないのである。

やはり、読み書きの語学力が何よりも問われ、そしてその人の専門性であろう。語学力がなくても働くことのできる職種はある。それが狙(ねら)いやすい分野であろう。

これに関しては、本人の必ず韓国で就職するんだという意識と韓国人の人脈などが大いにかかわっているんではないか。さらに、韓国の大学か大学院を出ていることも就職の条件として必要だと思う。

2.私(筆者)の場合 大学の教員

私の場合は、その当時一般の企業ではなく、大学の就職を狙った。日本語を教えるというネイティブ教師の枠である。しかし、大学院の卒業資格がないので、当初は大学院に入学して、まずは修士をとり、大学に就職してから、博士をとった。

そのとき思ったのは、最低でも大学に就職するには、4年生の大学を出ていなければならないということであった。学歴社会だからなのか、決まりがあるからなのかわからないが。教えることが好きだったり、研究がすきだという人はこれもありだと思う。それほど重責は任されないので、自由な立場でいられる。

日本の4年生の大学を卒業しているということはけっこう強みになる。

私の場合は大学に就職ということであっても、教育だけでなく学内の国際交流を担当していたので、授業と同時に様々な事務や出張などがあり、忙しく働くことになるが。これも、責任を任されるという意味で運がいいといえばいいのかもしれない。

総長とはじめ、学校では私を必要としているというポジションを得たからである。そういう意味で、就職後いかに必要とされるポジションを作り、私でなければいけないという「立場」「職責」を作ってしまうのも手である。

就職も困難であるかもしれないが、就職後ももっとたいへんで、韓国人以上に努力しなければならない。案外就職はできてしまうものかもしれないが、いかに長く会社や組織にいられるかも考える必要があろう。

やはり、就職して何もしないと、存在感はなくなってしまうし、韓国では主体性が問われるのである。韓国では業務の指示をされ、それだけを行うということはないのである。

3.知り合いの事例

私の知り合いの事例でいうと。

1)サムソンの研究員となった。この人も実際は大学院に出て、サムソンに就職したのです。待遇はよく、終身雇用だったでしょう。しかし、韓国の大手に就職するのはかなりハードルが高いかもしれません。ただし、韓国社会を考えるとき、大手に入ることが安定なので、大手企業を狙うという方法も安定という観点からはいいと思います。一言待遇はいい!

2)日本企業の駐在員

これはひとつの方法でしょう。日本の企業で韓国と関係のある企業への就職し、駐在員となり、韓国に派遣されることです。自動車の部品の中小企業でした。待遇はよく、韓国で家、車つきで、過ごしていました。しかし、いつかは帰らなければなりません。駐在員としていられる年数は長くても5年ぐらいではないでしょうか。

3)韓国企業の日本支社に就職

日本にいながら、周りは韓国人の社員なので、韓国の雰囲気の中で仕事ができる。そして韓国にも出張や駐在員として来韓できるのです。

ポスコなどは日本に支社があり、社員はほとんど韓国人です。また、韓国への出張や駐在があるので、そのことを考えると、韓国企業の日本支社を狙うのもおすすめです。

いずれかは、日本に帰るということを考えると、これも選択肢としてはいいと思います。

今日はその1と題して記述しました。日本で就職をして、韓国行きもあるということも選択肢にあるのはいいと思います。韓国に就職したい、でも、いずれは日本で暮らすという場合は

日本で韓国関係の企業に就職することを

おすすめします。

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