韓国忠清南道:天安(チョナン)に移ってよかったこと。天安(チョナン)ってどんな都市なんだろうか。

韓国の生活
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天安これを韓国語でチョナンという。

今日の記事は

天安(チョナン)市

ここはソウルからここチョナンまでは85~95キロ。

車で移動すると約1時間10分から40分ほどのところにある地方都市、中堅都市だ。

さらにKTXという高速列車だとなんと40分という距離。天安(チョナン)は忠清南道に属しているから、大田(テジョン)のように遠く感じるのだが、

意外と近く、ソウルから出勤できる範囲でもある。実際出勤している人も多いと思う。

ここ最近、ここチョナンは人口が増えている。韓国では地方は人口が減る一方。そんな中、

チョナンは地方都市でありながらも、人口が増えているというから注目に値する。

韓国で人口が増えている都市の中でもここ天安市は5本の指に入るのだ。

チョナンのターミナルやデパートがある中心街。空港からこのターミナルへアクセスする。

ソウルや京畿道の物件が高すぎるから、ここに安住の地を求めてくる人もいるだろうか。普通のサラリーマンはソウルに住宅を持てないという社会問題化している。

さて、チョナン(天安)と隣のアサン(牙山) 市には、サムソン電子の工場があることも人口を増加させている要因であることは間違いない。

天安(チョナン)市と隣り合わせのアサンという市。チョナン・アサン駅という駅があるくらい、ほとんど隣り合わせで、アサンにいてもチョナンの公共施設や公共機関を利用することとなる。

そのアサンは以前は何もなかったいわゆる過疎地であったのだが、ここ最近は高層アパートが立ち並び、町も整備され、新都市が続々作られているのだ。

ここに住んでいて不便はあるか。あるとしたら、バスの本数がすくないこと。これは首都圏と比べると、さすがに不便だ。深夜になるとバスはなくなる。これは何とかしてもらいたいものだ。本数も増やしてほしい。

しかし、最近人口増加のためにか、深夜バスが走るようになった。

チョナン市の中には小さな山がけっこうある。その山がそれほど高くないのだ。

1~2時間もあれば、往復できるような山ばかりだ。私の散歩コースでもある。

秋の紅葉もすばらしかった。そして低い山だから上しやすい。ソウルの山は登らないほうがいい。

ソウルの山は高いところが多いのだ。あれは上級者用だと思う。ソウルの山に登るとなると一日や半日はかかった記憶がある。

チョナンの山はお年寄りも登れる。急な高配はそれほどない。そしていたるところに運動できる器具が配置されている。チョナン市全体がどこかハイキングコースのようにも思える。ベンチも行く先々にあるから休みながら登れる。

いや、散歩好きな人は、ここ天安に引っ越したらいいと言えるぐらいだ。

やや残念なのは、大きな川が少ない。あってもそれほど水量がない。これは川の多かった日本人にはやや寂しい。物足りない気がする。日本と比べてはいけないが、ちょろちょろと川の水量が少ないのは物足りない。

川をみたけりゃソウルに行ってハンガンをみればいいと思うが、あのハンガンは逆に大きすぎる。東京の隅田川や玉川はやはり東京の人には憩いの川であることに間違いないし、この川が年を水の都市として潤してきたことがわかる。

柳寛順(ユガンスン)という独立運動を始めた少女が韓国ではもちろん、ここ天安では有名だ。この天安でこの独立運動の万歳運動が始まったからでもある。

彼女は山の頂上から火をともして、この万歳独立運動を各地に知らせた。山々が連なるこの忠清南道ではならではの行動だったかもしれない。

韓国はいつでも権力や外征に抵抗するときは山を城として抵抗運動をしてきた。もしかしたら、韓国という国を独立させるために、このような登りやすい、そして城としても利用できる山が韓国の民衆のために準備されていきたのかと思えてしまうほどだ。

あと天安(チョナン)はホドクァジャというクルミの入ったお菓子というかパンがある。中に餡子が入っているからけっこう日本人は好きになると思う。

それから、アサンにはオニャン温泉という温泉街がある。まだ私は行っていない。一度足を運んで、このブログで紹介できればと思う。

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