ハンガリーで生まれたロンブ・カトー。大学では物理と化学を専攻したが、経済不況のもとで、外国語教師に。英語を身に着けるために独自の外国語学習法を身に着ける。
外国語を学習するのは何のためか。著書の中でこういう。
“外国語を学習するのは、外国語こそが、たとえ下手に身に着けても決して無駄にならぬ唯一のものだからです”
これは、外国語特に英語を身に着けようとする我々には勇気づけられる言葉ではないでしょうか。
よく成人になってしまったら、外国語習得は難しいといわれますが、彼女はどう思っているのでしょうか。
“教養の高い人間ほど、語の意味、語の奥に潜む概念を理解しているものです。大人が外国語を身に着けるのに、子供のときに母国語を習得した要領ではだめであるということです。”
では根本的な方法はあるのでしょうか。この本の主題でしょう。
専門的知識が外国語への扉を開くという。彼女が推進するのは、
書物です。本を読みなさいというのです。
初心者も同じで、読書を学習計画に取り込めといいます。また、強調するのは能動的に読め。です。
これで思い出したのは、私は韓国語を勉強するとき、新聞を読んでいたことです。毎朝、新聞を配達しながら、新聞ならただで読める。これによって、毎日活字、ハングルに触れていたことを思い出します。
現在コロナの影響で、自宅で学習することが増加しているのですが、オンラインもいいのですが、
こんなときこそ、読書で外国語が身に着けられる、チャンスかもしれません。
彼女は言います、外国語学習の読書は
謎解きのようなものだと。
文法を最初に完璧に学ぶのでなく、本が文法を教えてくれ、語彙の拡充にもつながるといいます。
こんなことを聞くと古典的な方法だと思うでしょう。
本を読んでいくと、ひな型を自然を身についていくとも言います。つまりパターン練習ですね。よく巷にパターンをマスタしようなどいう書籍が売れてますが、「読書」でそれが身につくのです。
では最低どのくらい、するのでしょうか。
私たちは日々忙しく、生活しています。
彼女はアドバイスします。最低でも朝10分をしてみましょう。です。意欲がわかないときは、ラジオをいくとか、本をパラパラめくるでもいいとのことです。
一読をおすすめします。そのあと外国語学習に取り組んでください。
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