韓国と日本。近くて遠い国。距離的には近いが、それでも、外国には変わりない。
長期韓国に滞在して帰国するケースも多くなったと思われる。
留学、ワーホリ、長期滞在、結婚などなど。最近は滞在が長期化する傾向がある。
その際韓国で取引していた銀行口座をどうするのか。意外と悩むところではないだろうか。
結局はその人の今後の予定によって判断は様々に分かれることは予想される。
多くの場合は、再入国許可をもらうケースが多いと思う。その場合はやはり口座をそのまま、韓国に継続して残すことも大いにありうる。ただし、本人が韓国にいないのに、そのまま残すことはどうなのか。
今回は韓国から日本に帰国する際、銀行口座をどうするべきかを、実際銀行に問い合わせたものをまとめてみた。
現地に残すケース
銀行口座を現地に残すことはどうであろうか。
担当者の答えは、
口座をそのまま残すことができます。
本人がいなくても、口座は継続して使用可能であるようだ。
しかし、ある一定の期間取引がないと、口座は自動で解約されてしまうとのこと。
よって、
もし継続したかったら、ネットバンクで出入金をしていけばいい。
すぐまた韓国に来るという確実な予定があれば、問題はなさそうである。
ネットバンキングで出入金を繰り返すわけだ。それでも、
このネットバンクで出入金であるが、よくよく考えたら、すでに韓国での電話番号がなかったりする場合は、認証が難しいため、現実的に難しいのではと思った。
よって、いつまた韓国に来るかどうかはっきりしていない場合は、
解約してしまうのがいいと思われる。
留学のように、休みの日だけ日本に帰国するのなら、残しておくべきではあるが。
基本的には残しても、日本で使用するということはないと考えた方がいい。
さらにこんな質問をしてみた。
”日本にある某韓国の銀行支店で、そのまま今の口座は引き続き使えるか”どうか。
同じ銀行でも、韓国で作った口座は日本や海外では使えません。
とのこと。つまり、銀行の某支店が帰国先にあるからといって、口座はそのまま使うことはできない。
韓国で作った口座は、韓国国内でしか使うことはできない。これは意外であった。
日本でも同じ銀行だから使えるのかと思っていたが。やはり、国を移動すると、同じ銀行でも口座は使えないこととなる。
解約するケース
再入国の機会はないとなれば、解約してもいいであろう。
しかし、これはやや慎重になると思われる。なぜなら、最近は口座を作るのも、結構至難だからである。以前より口座開設はやや難しくなった。
もしまた韓国に来るとなると、一(いち)から口座を開設しなければならないこととなる。
となると、やはり、残すことも方便ではないか。
ここは、よくよく状況に合わせて、慎重に考えるべきである。
韓国と日本は、距離が近いがゆえに、いつまた訪問したりするかわからない。
ここが、近いがゆえに難しいところである。
窓口の職員の口調では、残して帰国しても法的には問題がなさそうであった。
ただし、長期的に取引がないと、自動で解約されてしまうことは覚えておいた方がいい。
また、銀行ごとに解約する場合は本人が直接出向かなければならないところもある。これは注意すべきだ。
クレジットカードは
最後にクレジットカードである。
銀行のカードに付帯しているクレジットカードはどうするか。
これは、解約することが一般的である。
それでも、継続して使うことはできる。
海外での使用は無理なくできるとのことだ。
ただし、その銀行口座に残金があればの話しである。つまり、
日本現地から韓国の銀行に入金することは、手数料の面からいっても、当然損をする。
よって、クレジットカードは解約するにこしたことはない。
ただ日本で使えることは確かだ。
気をつけたいのは銀行によっては、かならず帰国の際には
解 約
することと決まっているところもある。よくよく調べて帰国したほうがいい。
口座などは帰国後本人がいなければ、解約できないということころもある。
つまり、来店しなければ、解約できないということろもあるし、帰国して数年経てば、法律も変わるものである。やはり、解約がベストかもしれない。
帰国となると、日本での生活のことばかり考えてしまいがち。
最近は帰国するのも、一大事。検査だ、隔離だということを事前に調査しなければならない。
それでも、出国する韓国側のことも、
立つ鳥跡を濁さず
で、未練を残さず、帰国するのが第一かもしれない。
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