韓国語スクールや韓国語教室が増えてきましたね。私が日本にいたころと比較すると大きな変化である。というよりほとんどなかったのが実情でした。
大学にも韓国語を設けているところはなかったと思います。唯一NHKのラジオ講座がまともな講座であったでしょうか。
そこで、今日はこの韓国語のスクールを選ぶときの決め手となるものについて、話していこうと思います。
そのあとで、このことを前提として考えると、どこのスクールがおすすめとなるのかについて、スクールを紹介したいと思います。
スクールを選ぶときには、個人の目的や趣向などが関係してくるのは当然であります。よって、学習しようとする受講生によって変わってくるのは当たり前でしょう。
それでも、これから述べることは、ある程度共通した条件だということを、韓国で日本語講師をした経験をもとに話してみたいのです。
それは、
講師の質である。という話しです。
当り前ではないかと思うかもしれない。ですが
ネイティブならだれでも同じだろうと、思うのは危険である。
これには肝に銘じたほうがいい。と思います
特に外国人となると、みな同じように見えたり、自分が学びたい言語を話しているので、
優秀そうに見えてしまうことはないでしょうか。
しかし、ネイティブだからといって、外国語を外国人にうまく、じょうずに、経験をもとに、教えることができるでしょうか。
答えは、NO なのです。
ここをぜひ、見極めてください。
私が韓国語に接したのは、ほんとに偶然でした。
大学の講義で、しかも取らなくてもいい、授業があったのですが、何でもいいという感覚で、
「基礎韓国語会話」なるものを選んだのです。しかも適当にです。
そのときの先生は、ネイティブの先生でした。
私はこのときはじめて韓国人に直に出会ったこととなります。
このとき、同じような顔をした韓国人のなんとも言えない、人柄に触れて韓国人という人種に興味を持ち始めたのです。明らかに日本人とは異なる何かを私に与えてくれたのです。
これが、「韓国語」に触れたきっかけとなったのです。そして、「韓国語」を勉強しようとなったわけです。
韓国語やってみるか。
語学を学ぶことは、これはある意味人とのコミュニケーション、異国の人とのコミュニケーションを学ぶものです。そのときに、自分と合わなかったり、学んでも興味がわかなったり、学習者のことを考えてくれなかったりしたら、「やめてしまいます」
そんな経験はないでしょうか。
講師がとても重要です。他の学問は講師の比重よりは、学習者のモチベーションのほうが大きいように思います。ではどんな要素が求められるかを4つのポイントに絞って見てみましょう。
1.韓国語講師の社会経験
第一に社会経験があるかどうかです。特にビジネスです。韓国なら韓国内の会社に勤めてました、やビジネスを何等か携わり、韓国で社会経験をしたという人が望ましいです。
今回は、この一番を強調したいのです。
日本語教師も同じです。教えていて、いかに使える日本語を教えないと意味がない。
その人が社会に出て、少しでもその現地の人が使っていて、失礼のないような表現を身に着けさせるのです。これが
究極的な語学教師の務めです。もちろん、教育の資格や学位を持っていることにこしたことはありません。
しかし 資格、学位 < 社会経験
なのです。よって
スクールを選ぶ際は、講師が社会経験のある人を採用してるか、聞いてみたり、調べておくのがいいでしょう。ネイティブだからとか、資格があるからだけで、採用している場合も多いのです。
2.韓国語講師の社内教育
二番目が、上記の内容とかかわっていますが、講師への社内教育をしているかどうかです。講師が自分なりの教え方にならない。
つまり、会社の中のメソッドを忠実に実行しているというのが、望ましい。
メソッドは研究されつくされて生まれたものであるので、これをもとに教えてるかどうか。これをみるといいでしょう。
3.韓国語講師の人柄
三番目が、人格です。これは、会ってみないとわかりません。
例えば人気の講師や評価のいい講師を選んだりするのも方法でしょう。
責任をもって
フィードバックしてくれる、
学習者の目標を理解し、それにサポートしてくれる
そんな講師から教わりたくないですか。
カウンセリングのような役割もしてくれるならば、理想的ではあるでしょう。
学校にそのようなシステムがあることも確認するのがいいと思います。
私はここ韓国の大学に勤務していますが、教える学生が何百人といますが、フィードバックは忘れないようにしてます。
それから、進路などの相談もしてあげてます。私が就職や進路を解決できるということは少ないですが、それによって学生が前向きにがんんばろうという姿勢になることが多いようです。
もしスクールでわからないことがあれば
素直に
”わかりません””おしえてくだい”と講師に向かって言えることも必要かもしれません。
ソンセンニム
チルムニ イッソヨ?
わからなくても、そのまま言わずに何となく教えてもらってしまうケースがあるようです。
4.韓国語講師のレベル
最後のレベルの話しです。これは、資格とか学位ももちろんですが、
先生が常にレベルアップしているということです。例えば、講師も常に何か学んでいる。色々なことを知っている。
幅広い見識がある。これが、とっても大事です。
日々マンネリのクラスではおもしろくないでしょう。きっと日々面白くて、ためになる話しが講師の口から出てくる。これによって、マンネリはなくなります。
さて、講師の社会経験があって、スクールに社内教育が行き届いてる、という条件でみると今のところ私が見る限り、Berlitzというアメリカで1878年に設立された歴史のあるスクールがそれに当てはまるかと思います。日本ではベネッセコーポレーションのグループ会社となっています。よってベネッセ会員には入学金が無料という特典があるそうです。
独自のメソッドがあり、それを社員に教育しているとのことです。
また、
講師は全員、ビジネス経験のある人。これは、私が強調している点です。
無料の体験コースもあるというので、試してみましょう。日にちと時間さえ指定すればいいだけです。
Berlitzで韓国語レッスン無料体験またフレックスというマンツーマン・コーチングとオンライン学習と組み合わせたシステムがあります。講義は録画ができ、それを復習できるというわけです。
最近はオンラインを希望する学生が多い状況です。Berlitzでは
オンラインと通学を選べ、またその日にオンラインと通学を選べるシステムがあります。
オンラインと通学はその人の事情や向き不向きがあると思います。私はオンラインよりやはり、通学で直接対面でマンツーマンなりグループで学習する方がいいようです。
しかし、それも、もし途中でオンラインにしてみたければ、変更ができます。つまり、オンラインと通学を併用できるということです。
値段は他のスクールより少し高めですが、非常に高価ではないことは確かです。
マンツーマンは40分で6000~8000で、少人数は3000円。
今日は「講師の質」という観点で韓国語スクール選びの方法について記載しました。
まずは、無料体験をしてみるのが早道でしょう。
特に韓国語は、発音を最初に定着させることが大切です。
子音で終わらない日本語と、子音で終わる韓国語をどのように訓練していくか。
スクールでそれらを訓練してもらえたらいいですね。
そういみでは最初はマンツーマンをおすすめします。
マンツーマンで、発音を練習してみてはどうでしょうか。
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