1.韓国での国際結婚の増加
1.1 減少傾向から一転
韓国では国際結婚が上昇していました。以前は保守的な考えから、外国人を家門にいれることを避ける傾向がありました。しかし、2000年を栄えに急激に韓国の国際結婚は上昇傾向にありました。日本人との結婚もそのうちの一つです。特にアジア圏が多かったのですが、またここ数年の2007年から減少しつつ、2017年に入り、また上昇したとのことです。統計によれば、婚姻総数の割合の8%を占めるそうです。韓国の12人に1人がすでに国際結婚をしているそうです。大変な数ですね。これらを多文化家庭ともいいます。
1.2 アジア圏から諸外国へ
特に多いのがアジア圏で、出身国はベトナム(27.7%)、中国(25.0%)、タイ(4.7%)です。しかし、それ以外、アジア圏ではない、アメリカや西洋圏も多くなっているのが実情です。今回私が招待された結婚式はアメリカ人と韓国人のカップルです。参加者の中にはすでに韓国で韓国人と結婚しているカナダやオーストラリアなどの国の人もいました。韓国が国際結婚の増加を間近でみたようです。
2.伝統結婚式はどんな感じ?
1.1 新郎の登場 次に新婦
では、実際に伝統の結婚式はどんな感じで行われるでしょうか。まず、新郎が式場にゆっくりと案内されてきます。そのときは高いところの別室からおりてきました。続いて新婦が登場しますが、両手を上げた状態でさらに、目の前を布で覆われていて、見えないようになっています。これは昔、お見合いが多かったときの名残で、結婚するまでは顔は見えなかったといいます。
中央に入って、水で手を清めます。
新婦は両脇を抱えられて、そしてお互い向き合って、敬礼(深くお辞儀)を何度かします。これを見ていて、相手を思いやり尊敬する心がまず大切だということを感じました。また、こんな心で生涯相手を思いやることの必要性を体で表現しているようにも思えました。ある面、誓約のようなものでしょう。
最後にお酒を酌み交わします。これは、日本の三々九度のしきたりに似ていると思いました。そこでは、お酒を酌み交わし、また小さい食べ物も口にしていました。
1.2 お酒を酌み交わす
お酒を酌み交わして、最後の祝賀の歌が歌われて終了です。とても華やかでそして意外と単純だと思いました。最近はこういった伝統の結婚式は見られないとのことで、教会や結婚式場で行うことが多いようです。また、招待される人の人数は200人以上になるとも言われます。地方からバスをチャーターしたりもします。
3.もし結婚式に招待されたら。
1.1 ご祝儀はどのくらい
では気になるご祝儀ですが、知り合いや同僚などは10万ウォンで、上司や親族は20万ウォンほどだそうです。ご祝儀袋は特にはなく、封筒でもいいようです。それほど高くないのではないでしょうか。
1.2 食事はバイキング形式で自由に。
最後に食券が渡されるので会場で、食事をバイキング形式で食べます。そのときに新郎新婦とご両親が挨拶に回ります。結婚式場が多いところは人が多くごった返します。
人が多いので違和感があるかもしれませんが、それほどたくさん招待することが、幸福につながるとう観念があるそうです。あなたもいつかは日本人の友人で韓国で結婚しますといい招待される日がくるかもしれません。参考になれば幸いです。
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