韓国語の基礎は母音と子音の組み合わせ。基礎韓国語講座1:韓国語の文字と発音をマスターする。ハングルは口に出して、最初の発音練習がカギ!

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韓国語の基礎は何よりもハングルのマスターから。

ハングルというアルファベットさえ覚えてしまったら、後は読むことはできる。

日本語と比較しても学びやすいと思われる。日本語はひらがなそしてカタカナさらには漢字もある程度しってなけらば、読むことさえできないのである。

日本語は一つの音節が一つの音となり、それ以上は分解はできない。母音と子音を区別しようと思ったら、アルファベットで表すしかない。たとえば

「か」という、音節を、子音を現すと「K」である。母音は「A]である。よって

「K+A」となり「KA」という具合に示すのである。

文字メッセージやタイピングをするときも、ローマ字でタイピングをするのです。

韓国語は、この「K」に当たるものがある。それが「ㄱ」である。

「A」に当たるのが「아」となり、タイピングするときも、この子音の文字と母音の文字を

入力するのである。ハングルを「訓民正音」として公布した世宗大王はすでにスマフォでの入力やタイピングを予知していたのだろうか?

さて、まずはハングルの仕組み自体を見てみよう。

そのあとに母音と子音がどのようなものがあるのか、

みてみることにする。

ハングルの仕組み

ハングルは19種類の子音と21種類の母音から成り立ちます。

基本母音基本子音の組み合わせを理解しましょう。

<基礎知識>

基本母音

ㅏ(a:ア)  ㅑ(ya:ヤ)  ㅓ(eo:オ)  ㅕ(yeo:ヨ)  ㅗ(o:オ)  
ㅛ(yo:ヨ)  ㅜ(u:ウ)  ㅠ(yu:ユ)  ㅡ(eu:ウ)  ㅣ(i:イ)

*ハングルは子音が伴いますので、あいうえおのような母音だけの場合は、子音で無声音の「ㅇ」が伴います。よって、「아,이,우,에,오」となります。

基本子音

ㄱ(k/g:カ) ㄴ(n:ナ) ㄷ(t/d:タ) ㄹ(r/l:ラ) ㅁ(m:マ)
ㅂ(p/b:パ) ㅅ(s:サ) ㅇ(ng:ア) ㅈ(ch/j:チャ) ㅎ(h:ハ)

*g, b, j は語中で有声音(激音)化するものです。

① ハングルの仕組み

ハングルは一つの文字が一つの音節を表します。これを表音文字といいます。ローマ字もこれにあたります。ローマ字のように子音を表す文字と母音を表す文字を組み合わせます。これで一つの音節つまり文字ができます。

●子音+母音のケースはどのような形になるか?

 + ㅏ    ハ と読む

               子音(ㅎ)+母音(a)

  • 子音+母音+子音のケースはどうなるか?

下にもう一つ子音(ここではㄴ)がつく場合があります。

これを終声またはパッチムといいます。

                ㅎ + ㅏ

     ㄴ 下に置く     ハンと読む

子音(ㅎ)+母音(a)

パッチム子音(n)

一つ目は (ハ) 二つ目は (ハン) となる

次に具体的に基本母音を見てましょう。

基本母音

基本母音は10種類です。基本母音を組み合わせた複合母音もあります。

ㅏ   아   [a]  日本語の「ア」と同様に発音する。아이(子供)

ㅑ   야   [ya]  日本語の「ヤ」と同様に発音する。야구(野球)

ㅓ   어   [eo] 「ア」を発音する口の形で「オ」と発音する。日本語の「オ」ではない。어머니(母)

ㅕ   여   [yeo] 「ア」を発音する口の形で「ヨ」と発音する。日本語の「ヨ」ではない。여기(ここ)

ㅗ   오   [o]  口を小さくつぼめて「オ」と発音する。唇を丸くすることがポイント。오이(きゅうり)

ㅛ   요   [yo] 口をつぼめて「ヨ」と発音する。요그르트(ヨーグルト)

ㅜ   우   [u]  口をつぼめて「ウ」と発音する。우리(われわれ)

ㅠ   유   [yu] 口を小さくつぼめて「ユ」と発音する。유명하다(有名だ)

ㅡ   으   [eu] 「イ」を発音する口の形で「ウ」と発音する。唇を広げる。

ㅣ   이   [i] 日本語の「イ」とほぼ同じ。

日本語よりも母音は多いですね!

日本語の母音にはないものがあります。これはちょっと注意!

次に基本子音を見てみましょう。

基本子音

子音は「平音」10「激音」4「濃音」5種類があります。

まずは、「平音」と「母音」の組み合わせを見てましょう。

ㄱ  가  [k/g] ()(ヨㇰ)  「カ行」で語中では「ガ行」になる。

ㄴ  나  [n]   ()(ウン)       「ナ」行の音。

ㄷ  다  [t/d]  (ティ)귿(グッ)  「タ」行の音で語中では「ダ行」になる。

ㄹ  라 [r/l]  ()(ウル)   「ラ」行の発音。

ㅁ  마 [m]  ()(ウㇺ)      「マ行」の音。

ㅂ  바 [p/b] ()(ウㇷ゚)  「パ行」の音。語中では「バ行」になる。

ㅅ  사 [s]  ()(オッ)   「サ行」の音。

ㅇ  아 [-/ng] ()(ウン)  語頭では母音の音となる。

ㅈ  자 [ch/j] ()(ウッ) 「チャ行」の音。語中では「ジャ行」となる。

ㅎ  하 [h] ()(ウッ)    「ハ行」の音。

子音は比較的に日本語の子音と似ているものがあるので、慣れれば問題はなさそうです。

ただ、のちの激音と濃音はちょっとやっかい

今でも私は難しいと思っています。最初が肝心!

パッチム

パッチムは27種類ですが、実際の発音は7種類となる。

パッチムは日本語の「ん」のようなもので、

子音で終わると思っていいです。日本語は基本的に母音で終わります。

小さくカタカナ表記してるのが、子音で終わるという意味です。

1. ㄱ   (カㇰ)   k音。ㄱ ㅋ ㄲ ㄳ ㄺ も同様にk音となる。

2. ㄴ   (カン)  n音。ㄴ ㄵ ㄶ も同様にn音となる。

3. ㄷ   (カッ)   t音。ㄷ ㅌ ㅅ ㅆ ㅈ ㅊ ㅎも同様にt音となる。

4. ㄹ   (カル)   l音。ㄹ ㄼ ㄽ ㄾ ㅀ も同様にl音となる。上あごの裏にした先を丸めてつけながら「ル」と言うときの音。

5. ㅁ   (カム)   m音。ㅁ ㄻ も同様にm音となる。

6. ㅂ   (カㇷ゚)   p音。ㅂ ㅍ ㅄ ㄼ ㄿも同様にp音となる。

7. ㅇ   (カン)   ng音

練習してみよう

⑴ 次の母音と子音を組み合わせて文字を完成させてみましょう。

1.ㅁ+ㅓ   2. ㄹ+ㅏ   3. ㅂ+ㅗ   4. ㄷ+ㅗ  5. ㅅ+ㅑ 6. ㅎ+ㅕ

⑵ 次の文字を読んでみましょう。

1. 우리    2. 우유   3, 하루   4. 아버지   5. 야구   6. 아이  7. 가수

⑶ 次の文字を読んでみましょう。

1. 김  2. 방  3. 길  4. 몸  5. 라면  6. 학생  7. 일본  8. 한국  9. 곰

さていかがだったでしょうか。

単語をたくさん読み、ハングルに慣れるのも一つの方法かと思います。

練習問題の単語をたくさん声に出して読んでみましょう。

実際にオンラインレッスンやスクールに通ってネイティブから学ぶことは必須かと思います。

最初の発音をしかり身に着けることで、後々じょうずな発音が定着します。

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