今回はハワイ島のキラウエア火山を描いてみました。ここは、最近火山活動が始まったことで観光名所としても有名になりましたよね。
1.キラウエア火山を描く

まず、火口付近の水蒸気を臨場感がでるように描こうとしました。そこをまず、薄く描きながら、火口の黄色や橙を塗ろうかと思ったのですが、最初に回りをせめて行きました。
緑と黒や青を混ぜながら、周辺の火口付近を塗っていきました。
その次に黄色と橙を交互に塗りながら、火口の迫力を出そうとしました。
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噴火というよりもマグマがうごめきながら、地球が生きているという雰囲気をだしたかったです。
ハワイの活火山が始まったのは、60万年から30万年前だと言われています。
その後ポリネシア人がハワイに到着したのが西暦500年ごろといわれ、その時みた光景がこのような、迫力のある風景ではなかったのかと、想像しながら描きました。
真っ赤な溶岩が海へ流れていく様子をみたと推測されます。
ポリネシア人はこんなキラウエア火口を見ながら、神の仕業だと実感し女神であるペレを信仰するようになったのです。
火口付近の臨場感とその水蒸気が噴き出すところが難しかったですね。まずは直接見て経験することも絵を描くときには大切なような気がします。
ではペレの神話とはどのような内容なのでしょうか。
2.ハワイの女神「ペレ」とは

ペレはカヒキで生まれ、故郷を追われて、兄弟ともにこのハワイ群島を訪れます。いろいろな諸説はあるのですが、とにかくハワイ外からやってきた女神であることは共通するそうです。
兄弟は各自つかさどるものが決まっていますが、ペレは炎、稲妻、ダンス、そして暴力を司る神です。彼女は美しい神としても崇められています。
さらに性格は情熱的、嫉妬深く、怒りやすいということで、すべてのものを焼き尽くす畏怖の対象でもあります。
特にマレマウマウ火山が彼女の住処となりました。
その背景はこうです。
彼女にはナマカオカハイという姉がいました。彼女は海をつかさどっていました。
一方ペレは永遠の炎を燃やし続けるために、穴が必要で穴を各地に掘ろうとするのですが、この姉の ナマカオカハイ がペレを追ってきては水で満たしてしまうのです。
各地にできたこの穴は今はダイヤモンドヘッド、パンチボウル、ハレアカラ火口として残っているといわれています。
結局この ナマカオカハイ とペレは激突します。
ペレは敗北し、死んでしまいます。その後、ペレの魂がこの火口に住処となって安住するという話です。
3.キラウエア観光
ここはハワイ島、ビッグアイランドとも呼ばれるという島にあります。
日本からは直行便もあるので、一生に一度は訪れたいものです。
標高1248メートルで 、1983年に火山が活動し、2019年に再活動しました。
キラウエアカルデラは約12キロです。

一体が国立公園になっていて、入園料は$25でカイルア・コナからは2時間弱です。
まずはビジターセンターに訪れましょう。
気候は雨の日が多く、肌寒いと言われるので、スウェトパーカーやフリースなどの少し羽織るものなどをもっていくのがいいでしょう。

新年はハワイで過ごすか、ハワイ旅行計画をしながら、迎えませんか。
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