ハワイの本っていうと、ガイドブックくらいが定番ですね。その他の、ハワイを知るための本として私はこの3冊を選びました。あくまでも私見ですが参考になればと思います。
1.「ハワイバスの旅&レンタルサイクル」
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まずはこの本。ハワイに行ったときには重宝しましたし、行く前にプランを立てるときにも重宝しました。
今はアプリ一つでバスや生き方、地図を検索すればいいのですが、それでもやはり紙の本一つは持ち歩きたくないでしょうか。
この本は持ち運びにも軽くて薄いので、旅行中にも携帯におすすめです。

ガイドブックって、結構重たかったり、大きかったり、そのわりには、現地ではあまり見なかったりするんです。
これは、まずワイキキの主要地図があり、そして、移動手段として欠かせない、バスつまりTHE BUSの乗り方、基礎知識、時刻表すべてがそろっているのです。
レンタカーもいいですが、バスで観光したい、移動を考えてる方は、ぜひ持参してみてください。
私はこの本のおかげで、ハワイ旅行初心者ながら、色々なところに行って、楽しむことができました。
本のメリット
1)バスの番号どとにどこのルートを通り、見どころが載っていること。これは初心者にはありがたいです。
2)モデルコースをわかりやすく解説。
3)観光地をバスの路線ごとに紹介。
といった感じです。
私の姉がハワイ通で、この本を持って行けと言われたのが最初でした。
2.「おひとりハワイの遊び方」
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つぎにこの本。一見ハワイっぽくないのです。ひとり旅?ハワイ?そうです。ハワイといえば家族連れとか、ハネムーンですよね。
でも一人のハワイ旅を紹介してます。
著者の永田さんはハワイ渡航70回ということで、月に1度は行かれている計算にもなります。
まさにハワイ旅行を制しているといっても過言ではないのでしょうか。
海外で一人というと不安になりやすいし、また一人旅の情報ってけっこうなかったりしませんか。
そこで、この本は一人旅のハウツーものでした。
ハワイは米国であっても、日本語が通じたり、治安もそれほど悪くない、という点は、一人旅に向いているといいます。
友達と家族といっても1日だけは別行動ということも考えられます。
一人旅で満喫できるホテルの紹介、交通手段、一人の時間の方法、食事編と一人旅には欠かせない、情報がつまってます。
こちらの本も軽くて、通勤や通学で気軽に読めるものです。
3.「ハワイの歴史と文化₋悲劇と誇りのモザイクの中で‐」
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最後に少し専門書的な本ですが、ハワイの歴史を知るうえで必須かと思い、紹介します。
ハワイの現実を直視するにもいい本だと思います。
ハワイといえば観光地、南国、美しい島々、などパラダイスといった癒しのイメージがあります。
しかし、日本でこんなハワイ観光が定着したのはそう古くないのです。あの加山雄三がハワイの若大将として1963年に公開された若大将シリーズのハワイ編がハワイブームを呼び起こしたといえます。
その後、おびただしい数の日本人がハワイに訪れ、1990年代の10年間だけでも、1700万人以上がハワイ観光をたのしんだといいます。
しかし、ハワイは移民の島。日本人も例外なくハワイに成功物語を夢見て、移民するのです。その仕事とはサトウキビ畑。過酷な労働だけが彼らを待っていたおといいます。
後に、彼らは日本人でありながら、アメリカでの生活をするのですが、第二次大戦が勃発し、彼らの行き場がなくなるのです。
捕虜にされる人がほとんどだったといいます。
日系アメリカ人としてはダニエル・イノウエのようにホノルルで生まれ、イタリア戦線でドイツ軍とたたかい、右腕を失うという人物もいます。その後連邦議会下院議員、62年には上院議員となりました。
ハワイを旅行するには、その土地のことや歴史、文化を知って訪問することは大切かと思ってます。
ハワイは日本と切っても切れない関係にある、その中で悲劇や悲しい歴史を紹介しているので、一読する価値はあるでしょう。
以上三冊を紹介しました。知ってるようで、まだ知らないことの多いハワイを、ぜひこの三冊から有意義な情報を得てください。
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